最近5匹の子持ちになったのびたくんは、群れのリーダーとしての自覚に目覚めたようだ。新たな子分達に自らの力を誇示する事に余念がない。即ち、マウントである。
相手は乳飲み子の女の子であろうが男の子であろうが関係ないようだ。
少々の好奇心と正義感でもって襲われている子供の性別を調べてみたが、どう見ても男である。しかも乳飲み子。我が家のリーダーは鬼畜であった。信じられん!というか許せん!女として!!
まぁ…そう叫んでみても動物のする事だからな・・・子供達が乳飲み子のうちに妊娠でもしてしまったら監督不行き届きで責任を問われるのは私である。
男女問わず盛っているという事は、「男はいつでも準備万端だけどそれがいつかを決めるのは女なのよ♪」という事だろうか。ジュノはそう簡単にヤル気にはなってくれないらしいので、のびたくんはその間生殺し状態という訳か。子孫繁栄の為には濃くて結構な事かもしれないが…。この分じゃ人間と違って百発百中だね。私の見立てでは今の所のびたくんの暴挙はまだただのマウントで済んでいる様だ。勿論子供だからってやられっぱなしな訳ではなく、小さい体を利用して狭い場所に逃げ込んだりしている。それでも標的の子供の太ももや腹がシットリ濡れているのにはゲンナリである。
観察しているとどうものびたくん♂は相手の臭いを嗅いでから行為を始めているらしい。もしや色気とは乳飲み子のうちから発散されるとでもいうのであろうか。考えてみれば人間の子供でもブサイクか美人か位は見分けられるものだ。

◆その後ののびたくん→独房にぶち込まれました。
自分が独房ケージに入れられていて、子供達のケージには移動する事ができないと言うのはよくわかっているらしい。子供達のケージを開けても入り口まですっ飛んできたりしなくなった。意気消沈してゴロゴロしている様子はまるで脳腫瘍で倒れたうちの祖父の様で非常に気まずい。まるで私が拷問しているかのようだ。一応気休めとしてケージとケージの間を狭くしてはいるものの、それで心が安らぐという訳ではなさそうだ。いつも狭苦しい場所でギュウギュウになって休んでいる彼らだもの。一人でゆったり過ごすのはそう楽しい事ではなさそうだ。子供達が乳飲み子でなければせめて男の子を一緒にしてあげる事もできるのだけれども、残念ながらそうはいかぬ・・・
母親達のケージと、父親のケージの間2cm。お互いのケージに向かい合って呼び合い、ケージを齧る様子には涙が出そうである。普段ならケージを齧る事などないのだ(涙)まるで悪魔の所業である。
あまりにも可哀想になったので夜の間だけ一緒にしてあげる事にしました。夜は寒いしね。
・・・
とか言っていたら男の子が女の子を襲い出した。早すぎる!!まだ離乳もしてないのに!!!!
飼育下では生後一ヶ月で妊娠したという報告もある。。。ってウチの事だったのか。確かにウチは夜遅くまで電気がついているし。問題は、性行動をした=即妊娠という事なのか?って事だ。猿の例で言えば子供でもマウントはする(セックスの真似事はする)けれども、それが即妊娠に繋がる訳ではない。早めに離乳して病弱になったり死亡したりするのは避けたいところだ。後10日程度の話だが悩む…のびとジュノの場合は性行為を始めて(というか襲われて)直ぐに妊娠した訳ではない。どう見たって子供だったのだから当然と言えば当然なのだが、正直かなり心配だ。あと10日、セックスが成功しない事を祈る。(・・・そういえば昨日も祈っていたような)(この場合のび達に対して「念じる」って言う方が正しいような気がする)
頼むから少しはガマンしろよ男ども!!!!

今日はのびたくんを一匹だけ隔離しました。
デグー達のケージが騒がしいから様子を見てみたら
のびたくんが子供達を襲っているんだもの。
しかもオス、メス関係ないらしい。
ダッチワイフってやつですか?

メスは発情期にならないとOKしてくれないけど
オスは割りといつでも発情している様なのだ。
見たところジュノは今発情期じゃない様子。
ジュノは鼻一つ分のびたくんより大きいし、若くて元気だから無理矢理、なんていうのは出来ないんだろうなぁ。
だからって乳飲み子を襲っちゃいけないんだぜ!!
これは飼い主として許せませぬ。
というか女として許せぬ。
当たり前だけど今の所のびたくんの目論見は失敗に終わっている模様。
万が一成功したらえらいこっちゃなので隔離しまいした。

寂しくとも暫くはガマンすべし!
(子供のオスはまだ大丈夫っぽい。じゃないと困るけどねホント。)

写真:指と見ればワラワラ寄って来る皆様。動きが早くて常にピンボケ。
 手の上に乗せると大分大きくなってきたのがわかる。
 もう片時もじっとはしていない。。