死の様式

がん患者「死後」信じない傾向
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=719903&media_id=2

癌患者が死後を信じない傾向にあるとかいうのがビックリじゃなくて、
死後の世界があると考えている人が35%近くも居るっていう事の方がビックリだよ!
30%も生まれ変わりがあるとか思っているとは〜!

まぁ・・・前世の話とか日本人的にはそう違和感ないんだからそう変でもないんだろうけど。
でも信じない派としては、「えっお前ら本気かよ?!」って感じだけどなぁ。
サンタクロースは実在するっていうのと同じくらい不確かな話だもん。

今週は三途の川に片足を突っ込んでみよう週間。
とりあえず今の所の理想的な死に方は60歳でポックリです。
なんか70歳って結構体しんどそうだし。
80歳も結構大変そうだし。

60歳でポックリが決定事項だったら!
あと30年弱を頑張って生きるだけでいいので老後の心配しなくていいよね。
お金の心配もしなくていいし、楽かもしれないなぁ。

60歳でポックリ権を誰か作ってくれたらいいのに(券でもいい)
60歳になった時「やっぱり100歳まで生きる事にしたから」って変更権も欲しいね(笑)

子供もいない、勿論孫も居ないだったら、歳とってしんどい思いして生きる意味って
そんなにあるんだろうか?っていうのが今の心境だ。
(じゃぁ今生きている意味だってあるんだろうか?という問はひとまず置いておく。)
(だってまだ中国行ってないしな。まだもうちょっと勉強したいし!)
でも困った事にウチは長生きの家系なのだ。
うっかり順調に年をとると90歳くらいまで生きてしまう勢いなのだ。

20歳くらいの頃は「自殺はしない」ってモットーを持ってたんだけど
(これは宗教を信じるからじゃなくて、エネルギーの多大な損失だと考えられるから)
今はまぁそれもしょうがないんじゃないの、って思う。
歳をとると周りの人も年をとっているわけで、死が身近になった。
それだけでなくとも生活苦とか借金抱えてとか会社が倒産した社長とか病気とか
色々な理由で自殺する人は多く見積もると10万人近くいるんだそうな。
生の中に助けがないのに生きろっていうのも可哀想な話なような気がする。
実際絶望に取り込まれた人を付きっ切りで助けてあげる事なんて私にはできない。
って事は他の人にだって出来ない可能性は高い。
薬で治るかって言うとそうそう治らないらしい。
だったらやっぱり、死が助けになるって可能性もあるのかもしれない。
とか言ったらダメかなぁ。
でも今はそう思う。

耐久性能ってのがある。
骨の耐久性能が低いと骨粗しょう症になる。祖母のように。
胃の耐久性能が低いと胃炎になる。父の様に。(多分ピロリだろうけど)
脳の耐久性能が低いとうつ病+αになるかもしれない。
そして自分の脳の耐久性を考えると、現時点での見積もりは40歳くらいだ。
人生40年と思って生きれば、結構気楽で楽しめそうだ。

一年に一回くらい見積もりのし直しをするといいような気がする。
一年一回の紙の日記(年記?)でも作っておくといいかも。

読み直して思ったけど、
自分の為だけに人生を生きるのって結構辛いもんなんだよな。
誰かの為に生きていけたら多分幸せだ。
と言うわけで今年は幸せを見つけるとにしよう。
情けは人のためならずってやつだよきっと。


記事抜粋
「死後の世界がある」と考える人の割合は一般人の34.6%
に対しがん患者は27.9%、「生まれ変わりがある」は一般人29.7%、
患者20.9%で、患者の割合が目立って低かった。
生きる目的や使命感を持つ割合は患者の方が一般人より高く、
「自分の死をよく考える」という人も患者に多かった。

 「望ましい死」に関しては、患者の多くが健康な時と同様の生活を理想とし、
「(死ぬまで)身の回りのことが自分でできる」(93%)
「意識がはっきりしている」(98%)−−などを望んだ。
一方、医療関係者はこれらについての期待がそれぞれ30〜40ポイント低かった。
また、「さいごまで病気とたたかうこと」を望む患者が8割に達したが、医師は2割にとどまった。