超能力開発ドラマ4400(失敗)

プーが同窓会だったので
私は家でビデオビデオビデオビデオ・・・・!
4400っていうアメリカのドラマを見続けてついにシーズン4完結まで見ちゃった。

このドラマは・・・お勧めできましぇ〜ん泣き顔

(見てる人居ないと思うけどネタバレだよ)

シーズン4で打ち切りになってしまい話が消化不良。
アメリカってのは日本人が実感するより多分かなりの宗教国家だと思うんだけど
超能力物ドラマに宗教色が滲む事が結構多い。
(んでもって私は超能力者、遺伝子組み換え物、ドラキュラ物、霊能力物が好き。
  ようするにオカルト好き。最近は超能力=遺伝子組み換えが多い。
   昔の遺伝子組み換えと言えばマッチョになったもんだけどネ。スパイダーマンとか)

日本人が作ったら超能力開発団体の教祖が「キリストの再来」だとか「楽園への使者」だとか
「100年前の預言書に書かれてあるからその通りに行動しろ」とか
・・・って、そこまで宗教臭漂うドラマには仕立てないだろう。
というか予言の書はスケジュール帳じゃないと思うんだよな。
未来予測っていうのはそもそも未来を変えるためにあるものだと思うんだけど、
アメリカ人はそうは考えないのか、ヒーローズでも予言に沿って行動したりしてる。
予知=神の予定・決定事項とでも考えているのだろうか?

もしかして打ち切りになったのはキリスト教信者からの反発と
無宗教の人々からそっぽ向かれたからだろうか。
見てるのは日本人みたいなごった煮教だけ?・・・だとしたら打ち切られるわよね。

米ドラで今まで見た物では「神に選ばれたから云々」といい始めると
脚本が大抵グダグダになってしまって話が詰まらなくなるのが残念だなぁ。。。。
見てる方としては本当に残念なんだよ。打ち切りされるともうガッカリ。
そしてこのドラマは見事にグダグダ路線を突っ走ってしまった。
話が中途半端なままで終わってしまったので、
「能力を得るためには2分の1の確立で死ね。=無能者は死ね」という
平和・平等主義カルト教団の皮を被ったテロリストの勝利で終了してしまう。
続きは小説に引き継がれるらしいんだけれど、
まさか本当の最終話もそんな教祖様の勝利で終わるんじゃなかろうな?!
勘弁してくださいYO!

大儀の為に死ねって言えるのが権力だけれども
そしてその事自体は別に間違ってる訳ではないと思うけれど。
「誰でも生きていいし、幸せになってもいい」っていう原則くらい守ってくれないと
ドラマとして救いようがないよな〜・・・


できるなら
下半身がちょっと緩くて苦悩も迷いも沢山あって、かつ優しい、
可愛い人間らしさのプンプン溢れているショーンに勝利を収めて頂きたいもんだ。
それに彼お肌スベスベで教祖様よりずっと気持ちよさそうなんだよねチューリップ