デグー氏よ。

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好物リスト
バジルの花&種の鞘つきの枝。
ステビアの葉・・・この世の最後かという勢いで食べる。
それはそうだろう。甘さならピカイチ。
シソの葉…ウマイらしい。ローズマリーよりも。
乾燥させたニンジンの皮…パリパリの方がお好き。


ステビアの甘み成分に関する研究
16世紀にスペインの入植者が、南米先住民が古代よりハーブティーの甘味料として使用している植物があるとの知らせをスペイン本国へ送ったのが、西欧とステビアの初めての出会いとなりました。 19世紀に入った頃からヨーロッパでのステビアに対する関心は高まりを見せ、調査団がブラジルへ送られ、ステビアに関し聞き取り調査が開始され、"一枚の葉がひょうたん一本分の渋味のあるマテ茶を甘くする"という表現に象徴される実態が徐々に明らかにされて行きました。

1899年にパラグアイの植物学者Moises S. Bertoniによりステビアに関する研究レポートが書かれたのを皮切りに、1900年以降同氏によりステビアに関する初期の研究論文がいくつか発表されています。 グリコシドと呼ばれる8種類の優れた植物化学成分が発見された後、1931年にステビアの甘みの要因となっている構成物質に関する研究が発表されています(3)。この8種類のグリコシドの内、ステビオシドと呼ばれる成分が最も甘いと考えられ、サッカロースの300倍の甘みがあることが実証されています(4)。 ステビアの葉に含まれているグリコシドの中でも最も量が多いのが、ステビオシドで6〜18%の含有があります(4)(5)。ステビオシドは0.4%濃度のスクロースの300倍、4%濃度のスクロースの150倍、10%濃度のスクロースの100倍の甘みがあると考えられています(5)。

自然甘味料として非常に高い関心が持たれていたことから、ステビアは毒物学的な研究も含めて様々な研究の対象となってきました(5)。 ネズミ、ウサギ、モルモット、鶏を使った動物実験の結果、ステビオシドは構造的に変化することなく排出されることが判り、急性毒性の研究では毒性が無いことが実証されています。 また、生殖能力への影響や突然変異誘発性、遺伝的毒性もないことも確認されています(5)。


世界市場でのステビアの位置づけ
ステビア食品添加物として認可されている日本とブラジルでは、ステビアエッセンスは安全なノンカロリー天然甘味料として20年以上に渡り広く利用されています。 現在日本がステビアの葉とエッセンスの世界最大の消費国で、醤油、漬物、菓子類、ソフトドリンクなど多くのアイテムに甘みを加える用途で利用されています。コカコーラなど多国籍企業も日本やブラジルなどステビア食品添加物として認可されている国においては、ニュートラスウィートやサッカリンの代替甘味料としてステビアエッセンスを利用しています。 一方、米国ではステビアの甘味料や食品添加物としての使用は禁止されていますが、これは100%ナチュラルであり且つパテントを持たない安価なステビアが、高価であり且つパテントに固められた既存の合成甘味料の市場を奪うことを恐れたノンカロリー甘味料メーカが、自社の権益を守るために行っているロビー活動によるものであるとの見方が正しいようです。 米国ではステビアは食品或いは補助食品としての用途でのみ輸入販売することが許可されているのが現状です(6)(7)。


好物リスト
バジルの花&種の鞘つきの枝。
ステビアの葉・・・この世の最後かという勢いで食べる。
それはそうだろう。甘さならピカイチ。
シソの葉…ウマイらしい。ローズマリーよりも。
乾燥させたニンジンの皮…パリパリの方がお好き。


ステビアの甘み成分に関する研究
16世紀にスペインの入植者が、南米先住民が古代よりハーブティーの甘味料として使用している植物があるとの知らせをスペイン本国へ送ったのが、西欧とステビアの初めての出会いとなりました。 19世紀に入った頃からヨーロッパでのステビアに対する関心は高まりを見せ、調査団がブラジルへ送られ、ステビアに関し聞き取り調査が開始され、"一枚の葉がひょうたん一本分の渋味のあるマテ茶を甘くする"という表現に象徴される実態が徐々に明らかにされて行きました。

1899年にパラグアイの植物学者Moises S. Bertoniによりステビアに関する研究レポートが書かれたのを皮切りに、1900年以降同氏によりステビアに関する初期の研究論文がいくつか発表されています。 グリコシドと呼ばれる8種類の優れた植物化学成分が発見された後、1931年にステビアの甘みの要因となっている構成物質に関する研究が発表されています(3)。この8種類のグリコシドの内、ステビオシドと呼ばれる成分が最も甘いと考えられ、サッカロースの300倍の甘みがあることが実証されています(4)。 ステビアの葉に含まれているグリコシドの中でも最も量が多いのが、ステビオシドで6〜18%の含有があります(4)(5)。ステビオシドは0.4%濃度のスクロースの300倍、4%濃度のスクロースの150倍、10%濃度のスクロースの100倍の甘みがあると考えられています(5)。

自然甘味料として非常に高い関心が持たれていたことから、ステビアは毒物学的な研究も含めて様々な研究の対象となってきました(5)。 ネズミ、ウサギ、モルモット、鶏を使った動物実験の結果、ステビオシドは構造的に変化することなく排出されることが判り、急性毒性の研究では毒性が無いことが実証されています。 また、生殖能力への影響や突然変異誘発性、遺伝的毒性もないことも確認されています(5)。


世界市場でのステビアの位置づけ
ステビア食品添加物として認可されている日本とブラジルでは、ステビアエッセンスは安全なノンカロリー天然甘味料として20年以上に渡り広く利用されています。 現在日本がステビアの葉とエッセンスの世界最大の消費国で、醤油、漬物、菓子類、ソフトドリンクなど多くのアイテムに甘みを加える用途で利用されています。コカコーラなど多国籍企業も日本やブラジルなどステビア食品添加物として認可されている国においては、ニュートラスウィートやサッカリンの代替甘味料としてステビアエッセンスを利用しています。 一方、米国ではステビアの甘味料や食品添加物としての使用は禁止されていますが、これは100%ナチュラルであり且つパテントを持たない安価なステビアが、高価であり且つパテントに固められた既存の合成甘味料の市場を奪うことを恐れたノンカロリー甘味料メーカが、自社の権益を守るために行っているロビー活動によるものであるとの見方が正しいようです。 米国ではステビアは食品或いは補助食品としての用途でのみ輸入販売することが許可されているのが現状です(6)(7)。