モンゴル

今日は大阪へ。
でも彼が仕事をしている間暇なので私は適当に・・・映画間へ。
ジャンパーとかも有ったんだけど、ネットで検索したらモンゴルが思いの外評判良し。
それに撮影協力にロシアやその他の国が入ってたので、これは凄い作品なのかも、と思って。
(だって1000年前はモンゴルの支配下にあったかもしれない国々ですよ)
というわけでモンゴルにはあまり興味ないけど映画「モンゴル」を見てきましたよ〜
(大阪ではドライブしてご飯食べて映画見てお茶しただけっすな)

いや〜〜思いの他面白い。
なんかワクワクするですよ〜
アレキサンダーより終わり方がスッキリ。
アレキサンダーは信長を思わせるような終わり方なんだよな。
改革者は殺される運命にあるのだよ・・・というような終わり方。
モンゴルの方は同じ英雄を扱ってはいるものの、
これから世界の2分の1の帝国を築き上げるのである、というところで終わる。
3部作なのでこういう終わり方なんだけどね。

なんでワクワクしたか、何だかうまく説明できないなぁ。
中国の英雄譚よりずっとシンプルだからだろうか。
ルールは女子供は殺さない、主人を殺さない(でも主人は自分で選ぶ事が出来る)、
シンプル。

モンゴル人の平和の為にモンゴルを平定する、その半数を殺したとしても。
というテムジン(チンギス・ハーン)の台詞は正に英雄的。
そしてその嫁さんが凄いのよ。
あの嫁がいなかったら彼はチンギス・ハーンにはなれなかったし、
一生奴隷のままだったのかも。

ところでモンゴル人にとっては今もチンギス・ハーンとは英雄であるそうで、
その子孫達は貴族として尊ばれたらしい。
そして現在のチンギス・ハーンの男系の子孫だけで1600万人。
1600万人!!!!すっげ〜〜〜!!!!
世界中で最も子孫を多く残した人物なんだって。
彼の始めの二人の子供が血の繋がりの無い子供だったというのに。
彼の寛容さこそが彼をそこまで偉大にさせたとも言えるかも。
それにしてもどうですか、男のロマンじゃないコレ。(ん?違う?)

と、ココまで書いたけれど、映画は映画、1000年前の事だし半分神話となっているので、
子供1600万人は本当だとしても(DNA鑑定による)
その他はどこまで真実かどうかはわかりませんので悪しからず。

そういえばEUの方の国で、
ある時間になるとラッパを鳴らす習慣があるんだけれど、
そのラッパは途中でいつも終わらせる、という所があるんだよ。
何故途中までかというと、それはモンゴルが攻めてきた時の警告のラッパで、
ラッパ奏者は演奏の最中にモンゴルの弓に倒れてしまったから。
・・・というのを今もやっているらしい。
1000年やってきたのか、いつからか復活したのかわからないけど
モンゴルはそんな所まで攻めいて、そして今だ記憶に残っている訳だ。
でもどこだったか覚えてない。。。どなたかご存知ないですか?

は〜なんかモンゴル好きになっちゃったかも。