読書(ウェブ時代をゆく)

ウェブ時代をゆく梅田望夫
ビブリーという本の物々交換サイトがある。
そこにこの「ウェブ時代をゆく」を登録してみた。
正直言うと内容は忘れていたので、希望者が現れる前にと思い読み返してみた。

2007年のウェブの本など今更感があるだろうか。
だがまさしく自分が今体感している事、ニュースで見る事(クラウド・コンピューティングなど)
2年前に未来像として描かれていた事がドンピシャで納得できる内容。
文面に勢いがあって読みやすかったし、ここから広がっていく事も多いだろうと感じた。
本の良いところは一気に時間を飛び越える事ができるって事でもある。
この本は言ってみれば入門書のようなもので、
そこから動広げていくかは自分次第だし、出版からの2年という空白を
自分なりに埋めていく作業も面白そうなものだ。


ヒント
人生をネットに埋めるということ、
梅田氏が「もうひとつの地球」とか「あちら側」とか称したモノ、
今2次元と3次元であったり、ネトゲとリアルであったり。
その狭間にあるもの、ビジネス、利益ではなく好きを追求している事。

ローモデル思考法というのはこうやって形を表示されると面白い。
織田信長にあこがれて織田信長そのものになりきるようなやり方ではなく、
部分的に良いとこ取り(好きな所取り)をして行けばよいのだ、って事だ。
正しく著者に対しても当てはまる。

好きなモノ、志向性を追求していく事っていうのは結局自分の出来る事、
ひいては自分自身を探求しているようなものだ。
オフラインとオンラインの狭間に自分の欠片はどのくらい落ちているだろうか?