ダ・ヴィンチコード

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原作は見ないで予備知識殆どナシで見てきました。

先入観ナシで見ると普通にサスペンス。
な〜んだ、面白いじゃん。
って言うのが素直な感想。賛否両論だった割にイイ。
終わり方にしてもアレが妥当かな〜と思える。

どうせ２０００年も前の事から推理しているだし
何をどう言っても大した証拠もあるわけもないってコトで
とりあえず映画だし楽しんでみればエェやんか。
と言えてしまうのが日本人的な所か。

本気でキリストは神である！なんて言っている人たちが居る。
それは本当だし信仰の自由は否定できない。
それを理解しないと
「は？だから何？キリストが人間って当たり前ジャン。
　新興宗教の指導者でしょ。２０００年前は」
なんて事になって話が面白くないのでソコは尊重しなければならない。
忘れちゃいかんけどマリアは処女でキリストを生んだのだ。
んな訳ね〜だろ、とか言ったらイカン。

日本の神道には神様は沢山いるし、
天皇だって神の子孫って事になってた事もあったし
なおかつ仏教も信じているような気がしているし
小さな虫にも魂があるとか思ってるし
ブッダだって人間から仏になったんだし
空海だって人間だったけど生き仏になったんだ。
（まだ本山では１２００年生きているということになっている）

でもキリスト教では神は唯一絶対の神なんだよね。
ソコが違う。違いすぎる。
日本の神様には色恋沙汰はつき物だけれども
キリスト教の神は唯一絶対だからそんな事はありえないのだ。
多神教から見ると別にエェやんか、って事だけどね。
日本人が見れば「ﾌ〜ﾝ、面白ジャン、いいんじゃない？」
と言える事であっても、信じている人には許せないんだろうねぇ。
冒頭では普通にサスペンスだなんて言ったけど
そもそも全然普通じゃない事だろうし、
サスペンスとして取り扱うことすらけしからんのでしょうなぁ。

原作は見ないで予備知識殆どナシで見てきました。