マイノリティー - 物置小屋

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この間のみんなの集まりで
葬式なんかいらない、灰は船からまけば良い。
それよりも土葬の方が良い、と言いましたが
どうやらドン引きだったようです。
都会ではそう感じることもなかったけれど、
（とは言えやっぱりちょっと変わっている）
やはり私はマイノリティーでありました。
仮面が割れて変人が見えた瞬間。
皆様、それでも私は本気ですよ（笑）

灰を撒くのはＴＶでも紹介されていてちょっとお洒落な感じ？
瀬戸内海育ちなので海に撒くというのは受け入れやすい話です。
しかし土葬。
前にも書いたっけ？

火葬にするとガスを使うでしょ〜
高温だからダイオキシンは出ないにしても、酸素がもったいない。
植物好きのエコ気分屋には土葬がいいのです。
腐って土に還りたいのです。
そして花を咲かせたいの。
それにね、高温で焼いた灰には栄養がないの。
肥料にもならない灰なんて、私の体がもったいないのよ。

さて、火葬場がない超田舎は土葬です。
例えば兵庫の日本海側。奥の奥…
棺桶は日本風でオケです。ﾏｼﾞで桶。
ドラキュラの入るような棺桶は日本のお墓スペースにはマッチしません。
袋に入れる、というのもちょっと運ぶ時にｷﾓｲよね。
それにやっぱり大きい墓穴も必要ですし
放り投げたらボキっ！とか言っちゃうのも嫌よねん。

亡くなったら日本の桶に入れてもらって、
硬直してるしちゃんと蓋を閉めるためにロープで巻きます。
墓に埋めてもらったら、
その晩は墓守の当番の人っていうのが墓番をしてくれます。
棺桶は小さくて窮屈なので
夜の間に手やらなんやらが桶と土を破って出てきてしまうのだ！
墓当番は出てきた手を埋めなおす係なのですね〜
う〜ｷﾓｲ係でつなぁ。　
素手では触りたくないですね・・・。
冷たいのは嫌。
ペットが亡くなった時も触れなくて「ドサッ」とやってしまいました。

何故、もっと深く穴を掘らないのか？！といえば、
多分掘れないんでしょうな〜・・・
畑を耕すのだって結構な重労働ですのに、
墓穴となるとさぞかし大変でしょう。
しかも過疎でお年寄りばっかりですしね。

目下のところの死後の目標は土葬な訳ですが
臓器バンクに登録してしまっているので死んだらバラバラ。
桶に・・・入れやすいかも？
血抜きしておいてもらわなきゃ大変だ…
だって棺桶には座って入るんだもん。
体重は軽くなってイイ感じかも知れないけどな〜〜
ビニールなんかに入れたらダメよ。腐らないジャン！
う〜ん・・・色々大変ネ。

しかし、死にそうになったら大急ぎで田舎に行かなければなりませぬ。
都会で死んだら火葬されてしまいますから。
そして檀家としてちゃんと埋葬してもらうように手続きもしなきゃ。
そうだ・・・その前に墓用の土地も買わなきゃね。
・・・なんてかｯたるいのかしら。。。
しかも無神論者で墓なんかイランって言ってるくせに。
墓石の代わりに墓木が良いのよ。
そういう訳で死んだらよろしくね！
　無理っぽいけど。
日本では指定された墓以外に埋葬すると死体遺棄になっちゃうもんね…

いやぁ、これで真面目に考えているんだけど、死ぬってのも
なかなか自由にならないもんですネ。