友達に
キム・ヨナを見ると君を思い出す」って言われた。

友達とは10年以上会っていない。

19歳か20歳か、まだピチピチの頃の私だったら確かにキム・ヨナに似ているかも。
目が吊り目な所とか、丸顔でホッペがプックリした感じだとか。


でも流石に今はそんなにピチピチしてないのよ。
その友達と久しぶりに会おうって事になっているんだけれど、お互いに顔が判るだろうか。
彼女も昔と違って今はふっくらしているらしい。昔はガリだったのに。
会う前に顔マッサージでもして昔の輪郭に近づける努力をした方が良いかな・・・とか思う。


最近コンタクトレンズを買った。
3年くらいずっと眼鏡だったから、自分の裸眼の顔を見るのは久しぶりだ。
裸眼では自分の顔の全貌を見ることが出来ない程に目は悪いから。

自分の顔ってこんな顔だっけ、とか思う。
メイクの仕方も変わってインテグレート黒目大きいなメイクのお陰で目は大きく見えるかも。
でも輪郭が変わってた。
よく見たら肌質も変わっているかもしれない。
なんか汚い。
随分不細工になったんじゃね〜のとか思って愕然としてしまった。


プーの友達の50歳の女性と話していたら、
インフルエンザで抗生物質を飲んで体も顔も皮膚もボロボロになったって言っていた。
その彼女、
薬のせいで法令線も深くなって皮膚はガサガサ、シワとシワがくっついて大きいシワになり、
鏡を見るたびにゾッとする、らしい。

正直50歳の女性の顔なんか近距離でマジマジと観察したりしていなかったのだ。
『そうなの?元からそんなんじゃない?』くらいにしか思わなかったわけ。
(流石に女に優しくない私だってそんな事は本人には言わなかったが)
若い時の状態は知らないし、皮膚が多少悪くなっても輪郭まで変わってるわけじゃない。
全体的なイメージはきっとそう変わってなかったんだろう。
結局のところ、親しくない他人に対してはこんなモンなのかもしれないな。


男性もそうかもしれないけれど、女性って自分の若い頃の容貌を覚えているモンで、
他人から見れば「いつもそんなもんだろ」とかいう顔でも、
自分の記憶の中の良い時を思い出しては現実に直面してガッカリしているのかも知れない。
頑張っても時間は止められないんだけどね。
ちょっとでもユックリ進んでくれる事を祈らずには居られないわ。